2011/04/17

被災したきものの洗い張り

今日のお昼前、とあるお客さんがお店にご来店されました。
その方のご実家が宮城県の石巻市だそうで、家がめちゃくちゃになってしまったそうです。
何とか箪笥が見つかったそうで、とりあえず平塚にお住まいのそのお客様のところに送ってもらったそうです。
できれば活かしたいということで。

段ボール3箱ほどお持ちになられて、中を見たのですが、箪笥の中までヘドロが入り込んでしまったそうで、かなりひどい状態でした。
その中でも何とか洗い張りで良くなりそうなものを選んで、とりあえずお預かりすることに。

親父は以前も、火事になった家から救い出されたきものの洗い張りをしたことがあるそうです。
その時は、煙のにおいがすごく、きものも水浸しだったそうで、今回と同じようにひどい状態だったそうです。

とりあえずきもののヘドロを落として乾かさないことには先に進めないので、まずは桶に水をいっぱいに汲んで洗うことに。

↓その後、庭に綱を張って乾かす


一日では乾かなかったので、明日も干します。

しかし、この震災で駄目になってしまったきものがたくさんあるんだろうなぁ。
たくさんの思い出が流されてしまったんですね。

何とか元の状態か、それ以上の状態に仕上げられると良いのですが。

2 件のコメント:

  1. 人の命はまずもちろんですが、ずっと気になっていました。北は木綿の宝庫でもありますし、古い箪笥や着物がいったいどれだけ流されてしまったかと。着物一枚に思い出がたくさんあることでしょう。一枚でも再生が多いことを祈ります。たすけてあげてください。

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  2. >とんぼさん
    自分にできること、という意味でとても実感がわきました。
    この記事の内容はいろんな方から話を聞かれるので、今後も状況を報告していこうと思います。

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