2011/12/11

エコの作法の収録当日の様子

さて、延び延びになってしまいましたが、エコの作法の撮影日の様子について書こうと思います。

ちなみに、前回の記事はこちら。

撮影当日、担当の方が10時に来られるということで、到着を待っておりました。
時間ぴったりに3名でお見えになりまして、まずは撮影シーンの確認から。
その後、うちの仕事場を一箇所ずつ見せて撮影順などを確認。

最初は店の外観から店内の撮影。
その間に僕と親父はきものを洗い始めました。
外で干しているシーンを撮るために早めに始めたのですが、そういえば外のシーン映らなかったな。まぁいいや。

↓次はきものを洗っているシーンの撮影


洗っているところを近くから遠くから様々な角度で撮られました。
最初は無駄なことをしゃべっちゃいけないんだろうかと思って、黙々とやっていたのですが、だんだん慣れてきて親父と話しながら洗っておりました。
放送では僕がしゃべる唯一のシーンとなっていましたね。
結構このシーンの撮影も時間かかったんだよなぁ。

ちなみに、撮影前日に洗い場を大掃除しました。
今回の撮影にあたり約1日、3人がかりで洗い場から伸子張りをする仕事場からそこら中掃除しましたよ。。
なので、今はおそらくここ数年で一番きれいな仕事場になっております。

↓次は仕事場


前日に伸子張りを済ませておいたので、すぐに撮影に取り掛かれました。
うちとしても一日でほぼすべての仕事を紹介できるように結構段取りしましたからねぇ。
それもあってなかなか良い映像が撮れたと思います。

↓撮影器具なんて撮ってみました


↓白熱灯系のライトなので、青いフィルムをかぶせて太陽光と同じ波長にするそうです。


↓伸子張りのシーンの撮影

↓映像確認


この仕事場のシーンは結構使われてましたね。
番組を観たお客様からも好評でした。


↓またまた撮影器具


ライトの補助にペプシの空き缶が使われてる。
撮影道具までエコですなぁ〜。(笑)


この後、撮影スタッフの方々と親父とうどんを食べました。
カメラマンの方に、今までの撮影で一番しんどかったことの話を聞いて、興味津々でした。
楽しかったです。
みなさん良い人で和やかな空気で進みました。

次は湯のしの撮影だったのですが、お湯が沸くまで20分ほどかかりますと言ったら、「じゃぁその間に平塚の街を撮ってきます」と言って、馬入橋の方に撮影に出かけていかれました。

戻ってきて湯のしのシーンを撮ったのですが、このシーンも少しだけ使われましたね。
一瞬なのですが、気づいた方いらっしゃいますでしょうか?


↓続いて端縫いのシーン



きものを解いて端縫いをすることで反物に戻すシーンなのですが、ディレクターの方がこのシーンを重要視していて、かなり時間をかけて撮りましたね。
他に、うちの商品を障子をバックに撮ったりもしました。
室内の撮影はライトの設置や、被写体の角度など、ものすごい準備に時間かかりますね。。
このシーン1時間以上撮ってたんじゃないかなぁ。

↓そして、最後に親父がしゃべるシーン


放送では、序盤にいきなり登場したのでびっくりしました。
「まぁ100年もつんじゃないかな」とか言ってましたね。(笑)

僕はこの写真を撮った位置からずっと観ていたのですが、最初緊張してて笑えました。
途中からは普段どおりしゃべっていましたけどね。

ちなみに、僕もこの後同じ場所でしゃべったのですが、全く使われませんでした。
まぁ仕方ない。江戸小紋の染工場のイケメンあんちゃんに持って行かれたな、うん。


↓最後に、テレビで自分を観ている親父を


テレビで自分を観た親父の感想は、「おれってこんなに丸顔かぁ!?」でした。(笑)


しかし、放送翌日の朝、親父が冗談で「今日の握手会は何時からだ?」と言っていましたが、そんなイベントは全く無く。
テレビを観たお客さんや友人から電話もらいましたけどね。


今週金曜日、12月16日に再放送されますので、見逃した方はご覧になってください。

ちなみに、Youtubeでオープニング映像が観られます。

オープニング映像で結構うちが使われているんですよねぇ。
「仕立て直し」のところで反物を縫っているのは僕です。(笑)
仕立て直しているわけではなく、洗ってほつれた反物を直しているだけなんですけどね。

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