12月ですね。
今年もあと1ヶ月ということで、仕事もプライベートもなんとなく今年の総括的な気分になる今日この頃です。
そんなこともあって、普段の仕事よりも今年考えたこととか、来年やりたいこととか、はたまた今まで考えてきたこととか、ついつい想ってしまうわけですね。
今日は僕が自分の過去を振り返ったときに思ったことを少しだけ書いてみようと思ってパソコンに向かってみました。
高校3年の冬、受験勉強をしているときに多分僕は自立し始めたんじゃないかなぁと思っています。
受験勉強真っ只中の12月頃、毎日15時間くらい勉強しながら、おぼろげながら自分の生きる道を考えていました。
「大学に行って院には行かず、それから就職して3年は働こう。3年経ったら親が還暦だから、その時にだるまやを継ぐかどうか考えよう」と。
毎日毎日、数学や物理を勉強しながら、なんとなく人生を考えていたのかもしれない。
中学の頃の夢が教師だったので教育学部も受けたのですが、受験勉強をしている最中にその頃通っていた(その後僕も講師として働かせてもらうことになる)塾長から、「大学受かったらうちの塾の講師やってよ」と言われて、「いいっすよ」と応えつつ「そうか、教育学部行かなくても講師にはなれるじゃん」と思って理工学部に進学したわけですね。
どこの大学に行くかも親にはほとんど相談しませんでした。
ただ、私立に行くか国立に行くかは経済的な面で悩みましたけど、最終的には好きにさせてもらいました。
(その時の決断もあって、就職してから大学の学費分は貯金しようと思いました。その後実際に学費分以上を貯金して、親に預けていました。)
大学在学中はサークル仲間と遊びまくる毎日でした。
家から大学が遠かったので、3年になって研究室に配属されてからは、飲んだら研究室に泊まるという日々だった気がします。
高校の頃に思っていた通り、大学3年の冬から就職活動に没頭して、その後4年1ヶ月勤めることになるNTTコミュニケーションズと出会いました。
情報学科だったので大学で学んだことが活かせる会社がいいのかなと思って、もっと言えば、高校時代に進路を考えた時に、「今後はIT関係が伸びるだろう」と思って情報学科に進学したこともあってIT関係の会社に入ろうと思っていたのですが、大企業に入るつもりはありませんでした。
なので、元々あまり知らない会社だったのですが、大学に企業説明会に来るということで参加してみたんですね。
その説明会の後に、「夜飲みに行くから来られる人は是非」ということで、夜も空いていた僕は「やったー、ただ酒だー」くらいな気持ちで参加したわけです。
その飲み会の席で当時人事をやっていた方と意気投合して、というか僕が勝手にその人を好きになって、「こんな人がいる会社なら入りたい!」と思って志願して、運良く入社できたわけです。
もちろん、就職先についても家族には相談しませんでした。
入社してすぐはそれほど忙しくなかった(仕事ができないので当たり前ですが)のですが、夏あたりめちゃくちゃ忙しくなってきて、これは渋谷(当時の職場)の近くに住まないと体がもたないと思って一人暮らしの物件を探し始めました。
友人に紹介してもらった不動産屋の担当者に、「東横線沿いの特急が止まる駅で、ガスキッチン」という条件だけ伝えて選んでもらった自由が丘の物件を2つ見て、そのうちの一つに決めることに。
その時一人暮らしをすることなんて微塵も言っていなかったので、電話で親に「来月から一人暮らししようと思うんだけど」と話したところ、思ったとおり大騒ぎになりました。
姉だけ賛成してくれましたけど、他はまぁ全員反対というか心配してましたね。
一人暮らしを始めて仕事も忙しい毎日であっという間に入社3年が経って4年目。
うちの親は還暦でしたね。
その頃から平塚に戻るとカズカズから「お前、店やんのか?」という話をされるようになりました。
僕は曖昧に返事をしていましたが、やる気はあったもののそれがいつになるか、いや、いつにするか悩んでいました。
いろいろあって4年目の秋頃には会社を辞める手続きを始めて、だいたいの退社日が決まった頃にカズカズに報告したわけです。
これまた大反対というか、なんで事前に言わないんだと言われました。
会社を辞める直前は引き継ぎのために会社に行きつつ、行かなくて良い日はだるまやの仕事をするという日々だったので、転職時の休みとか無く、むしろ2倍忙しくなってんじゃねーか的な日々でした。
そんなこんなで、だるまや6年目の今に至ります。笑
僕は今思うんですけど、やっぱり重要な決断って人に相談しない方が良いと思うんですよね。
人生の重要な決断てそれほど多くないと思うんですけど、重要な決断ほど自分だけで決めた方が良いと思います。
人に相談するということは、どっかで人に頼ってしまうというか、言い方悪いですけど、人のせいにしてしまう部分が出ると思うんですよ。
僕は大学も会社も、そして会社を辞めてだるまやをやると決めたことも全部自分で決めました。
会社を辞める時にカズカズとか家族に相談してたら、何かあった時に、どっかで「自分で決めたんじゃないのに」と言い訳してしまうと思うんです。
そんな人生は嫌だな、と。
もちろん今までもこれからもたくさんの人に迷惑をかけてきたし、たくさんの人のおかげで今があるわけですけど、自分の決断の責任は自分で取れるようでありたい。
今後も今まで以上に、うまくいったり失敗したりするだろうけど、すべて自分で選んできた人生だから、誰にも言い訳せずにいたい。
結果が問題ではなく、人生に向かう姿勢として、僕は自分の人生に正面から向い合っていきたいと思っています。
ということで、最後の部分だけ書こうと思ったくせに、かなり冗長になってしまいましたが、こんな感じですね。
今月はこんな感じの徒然な文章を書いていこうと思います。
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