2016/03/13

塾の中3への面接授業のフィードバッグ集

僕は大学生の頃から塾の講師の仕事もしています。
最近は、12月くらいから中学3年生の面接の授業を受け持っているのですが、先月の入試が終わって僕の授業も終わりました。

面接の授業最終回の時と、合格発表の日に行った壮行会の時に集めたフィードバッグ集を記録として残しておこうと思います。


■質問事項はこちら
1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
良くなかった  あまり良くなかった 普通 多少良かった かなり良かった

2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?

4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください



ということで、回答です。

1. 授業内容は全体的にどうでしたか?
・かなり良かった:7人
・多少良かった:1人
・良くなかった:1人

2. 面接の授業で印象に残ったこと、良かったことは何かありますか?
・ほんばんのようなきんちょう感がある
・面接の練習で面接を見る側もやったのが良かったと思う
・本番のような雰囲気で良かった
・他の人の面接を見れて良かった
・ヤギちゃんとたくさん喋れておもしろかった
・面接のかなり参考になった
・知恵の輪が面接で使われると思ってなかった。
・八木先生が恋バナと混ぜて授業してた
・先生のおかげで面接が少し上手になったと思う
・小学校の時の漢字テストの話し・・・何その無駄な正義感!
・八木先生の女性への話
・生徒目線で話してくれてとても分かりやすいアドバイスだと思いました
・雑談が面白かったです
・学校とは違う質問をしてくれたり、ちゃんとていねいに修正してくれたので良かったです。

3. 面接の授業で分かりづらかったこと、もっとこうすれば良くなる!ということはありますか?
・面接シートを書く前にもうちょっと勉強をしたかった
・もっと、八木先生の女性への話をもっとききたい
・口の中の水分がなくなった

4. 八木に対して何か伝えたいことがあれば自由に書いてください
・細かく指導していただきありがとうございました
・塾に行っても行かなくても今後ともよろしくお願いします
・Thank you for the past three years. Also looking forward to hearing from you.
・ありがとうございました。
・がんばります。



みんな、メッセージありがとう〜。
ってことで、僕からも感想を。

この学年は中学1年の時からちょこちょこと教えていまして、当時からなぜか好かれているというか、仲が良くなった生徒が多い学年でした。
なんというか、ませてる生徒が結構いて、プライベートな話を相談されたりとかもあったからですかね。

で、面接の授業なのですが、最初の数回は面接シートの書き方を教えます。
1. 志望動機、2. 中学時代に意欲的に取り組んだ教科について、3. 教科以外で、中学時代に意欲的に取り組んだことについて、4. 自分の長所、です。

今回は生徒数も多く、最初は生徒と打ち解けるために雑談を入れながら座学をして、面接シートを書かせて個別に見ていくやり方にしたのですが、今思えば、面接シートの書き方というか考え方を最初にちゃんと説明すべきでした。
いきなり文章から書き始める子が意外と多くて、そうすると大抵言いたいことが伝わらないんです。
これって読書感想文や国語の試験の悪影響だと思うんですけど、「枠を9割くらい埋めないといけない」と思ってしまっているんですね。なので、不必要に遠回しな言い方をしたり、言わなくていいことを盛り込んだりしてしまうのです。

文章にする前に、自分は相手に何を伝えたいのか?
自分はどんな人間で、なぜその高校に行きたくて、中学時代は何を頑張ってきて、高校行ったら何をしたいのか、などを、生徒ひとりひとりの個性に応じて引き出してあげないといけないんですよね。

面接の際は、まず最初の1回目は本番さながらで1対1形式で。
いきなり本番に近いことを体験してもらうことで、その後の授業内容に緊張感が生まれ、「自分ごと」として聞いてくれるようになると踏んだのです。

2回目以降の授業では、教室の大きさが限られているため、生徒を3グループに分け、面接を受ける人3, 4人、面接シートを書き直す人3, 4人、僕の両隣で人の面接を見る人2人にしました。
友達が面接を受けている姿を見るのも参考になると考えたからです。

この形を取りながら、面接をしている生徒が何を話していたかを他の生徒に言わせてみたのですが、本人が伝えたいメッセージの半分も伝わらないケースが多かったです。

本人はそのことばかりを考えて文章にして読んでいるので、伝わるはずと思ってしまうのですが、初めて聞く相手には説明が足りなかったり、要点が分からなかったりしてしまうものなんですね。

そんなこんなでいろいろと生徒とコミュニケーションを深めながら、みんなの個性が発揮できるように努めました。

毎年思うんですけど、みんな姿勢とか言い方とか気にしすぎですね。
「僕がこの学校を志望した理由は、、」とか誰かが言うと、「僕って言っていいの?」とか。
振り返りを聞いたら、「ちょっと手が落ち着かなかった」とか。

多分他の面接官の人も同意してくれると思うんですけど、「ちょっと鼻を触る癖があるな、1点減点」とかしないですから。
それよりも内容にフォーカスしなきゃ。

多少言葉遣いが不適切だったり、体が揺れたりしてそれを気にするよりも、自分の魅力をもっと伝えるには!?と考えたほうが絶対良いと思うんですね。

なんというか、失点ばかりに目が言ってしまっているというか。
まぁそういう印象を生徒に分かりやすく伝えるように努力しました。

これから生きていく上で、実は面接って重要ですよね。
アルバイトの面接や大学受験の面接、就職活動や転職活動でも面接は必ずありますからねぇ。
そういった今後も踏まえて、面接に対する臨み方を教えられていたら嬉しいです。


ということで、みんな高校生活頑張って楽しんでくださいね。


ちなみに、、授業の感想で女性の話が面白かったと書いている生徒が多いですが、志望動機を応える時に、なるべくその高校の特徴を捉えたことを言うべし!ということを伝えたくて、女性に告白するならという話をよくした結果です。
例えば「誰でもいいから付き合いたくて〜」と言ったらダメでしょ!?と。
「〇〇ちゃんのこういうところが好きだから!」と言えなきゃね、と。笑

とまぁ、こんな感じでなるべく生徒が退屈しないように、「面白い先生だな、話聞いてみるか。」と思ってもらえるようにしてきたわけです。

と言ったらかっこいいですが、単に僕が恋バナが好きなだけだったりもしますけどね。。笑


ということで、最後に生徒一人ひとりへの返事を。
このブログ、読んでいないと思いますが。笑


ほんばんときんちょうは漢字で書きましょう。笑
ありがとう!!


こちらこそ。卒業しても塾に顔出してください。


くだらない話もよくしたしな。
英語はなんとなく伝わった!笑


面接では具体性が大事!ってことが伝わったようで何より。


魚の絵は何なんだ!!!笑


確かに、面接シート書く前にもう少し説明が必要だったね。アドバイスサンキュー!
何その無駄な正義感!の話が印象的だったとは・・・。笑


女性と言いましょう。笑


生徒目線とおもってもらえたなら嬉しい限りです。
雑談は生徒を退屈させないための工夫ですね。


口の中の水分がなくなった、には笑った!笑



最後に、僕が教えるときや、生徒の話をメモする時に使っていたマインドマップ。
これを知恵の輪と言っている生徒がいたわけですね。




0 件のコメント:

コメントを投稿