今日お越しいただいたお客様が、「これはいったい何なのでしょうか?」と生地をお持ちになりました。
だるまやにはよく「お婆ちゃんの箪笥から出てきたんですけど・・・」などなど、どう扱ってよいか分からない品物を持って、お客様が相談に来られます。
今回はかなり珍しかったので、写真で撮らせていただきました。
↓これです。
お客様のおうちの蔵から出てきたらしいのですが、これが何だか分からず、きもの教室の先生に聞いても分からず、うちに持ってきていただいたというわけです。
親父の推測では、おそらく花嫁布団(やぐぶとん)だったのではないか?ということで、うちの祖母にも聞いてみたのですが、多分花嫁布団じゃないかな~ということでした。
お客様はできればコートに仕立てたいというご希望だったのですが、そもそもきものの生地ではないですし、幅も少し狭くて生地も重いので、ちょっと無理かなぁという話になりました。
お客様の実家が農家らしいので、おそらく戦時中に米と交換したんじゃないかなぁ、というのが親父の推測です。
西陣あたりで織ったんでしょうけど、珍しいものを見ることができました。
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