先月、会社時代の先輩と久しぶりに話す機会を得まして、本についての話をしました。
僕は読書が好きで、自分が気に入った本については、このブログで紹介したり、友達や塾の講師の後輩に貸したりしています。
読書の際には、気に入ったところに線を引いたり、自分が思ったことを書き込んだりします。
例えば、「なるほど~」とか、「これってだるまやに応用するとどうなる?」とかです。
たまに本と全く関係がない、「この(読書しながら食事している)お店ってこういうところが良いなぁ」とかも書いたりします。
そのうち本なんだかノートなんだか分からなくなったり。(笑)
で、友達に本を貸すときに、「線引いたり、落書きしたりしていいから」と言って貸しています。
友達に本を貸して、落書きされたら嫌だと思う人が多いと思うのですが、僕は全く逆で、友達が関心した部分や、読んで考えたことを知りたいと思うのです。
落書きされることで、むしろ価値が上がるくらいに思っています。
漫画とかに落書きされるのは嫌ですけどね。
最近、iPadやKindleの登場でにわかに期待感が高まっている電子書籍についてですが、僕が電子書籍に期待していることの一つは、上述した、「友達と感想を言い合えること」や、「自分と同じ趣味の人が、どんな本を読んでいるかが分かる」ということです。
ある本を読んで僕は2章に共感したんだけど、あの人はここに関心したのかぁ、と分かることは結構面白いと思うんですよ。
相手のコメントにコメントをかぶせたりも出来るだろうし、本をキーに新しいコミュニティが広がっていくのも面白い。
今でもブログに本の感想を書いたり、本の内容を引用したりできるし、アマゾンや楽天で感想をかけるので、やろうと思えばできるんですけど、ちょっと面倒だなぁという想いがあって。
広告の入り込む余地もあるし、ビジネスとしても成り立っていくと思うんだけどな。
とまぁそんな話を先輩にしていたら、それは"ソーシャルリーディング"って言うんだよ、と教えていただきまして。
そうか、同じようなことを考えている人がたくさんいるんだろうなぁと思って嬉しくなったわけですね。
全然関係無いのですが、数分前に、欲しい本を楽天で買おうと思って、そのページにアクセスしたら、「残り一冊です」と赤い文字で書いてあったのです。
「こりゃ、急いで買わねば」と思って、さっそく購入しました。
で、購入途中にふと、「そういえば最近、楽天で本を買うときってこの表示よく見るなぁ」と思って、「これって、買わせるためのテクニックで、実は買い終わっても、残り一冊ですって出てるんじゃないの~?」と思って、意地悪く、購入後に同じ本のページに行ってみたのです。
そしたら、「残り一冊です」の表記が消えて、発送予定日が少し長くなっていました。
「おぉ、ほんとに在庫と商品ページが連動してるんだな。買わせるためのテクニックってわけじゃないんだな。」と思ったのですが、さらにそこからもう一考。
最近は出版される本が多く、ほとんどが数冊しか売れないロングテール側だと思います。
ということで、アマゾンや楽天が在庫をたくさん抱える本はほんの一部で、ほとんどの本は一冊かニ冊程度の在庫にしているんじゃないか、と。
で、それを商品ページに表示させることで、販促にも使っているんじゃないかなと思ったわけです。
売り切れたものをまた1冊か2冊、卸業者に注文すれば済む話ですし。
なんてことを考えてしまったのでした。
おしまい。
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