2012/10/10

接客の機微というか、面白さ

10月は天気が良い日が多く、洗い張りの仕事が捗ります。

天気が良い日は洗った反物やのりを引いた反物を庭に出すのですが、その時に使っている竹が先日折れてしまいました。



↓折れたのはこの写真で、反物の先にある竹


この竹が無いと庭に干すことができず、仕事が遅くなるので、代わりのものを買いに行かなきゃなぁと思っていました。
今日は水曜日でお店がお休みだったので、午後からホームセンターに探しに行ったんですね。

で、階段などにつける手すりが長さも太さもちょうど良さそうだなぁと思ったのですが、4mもあって持って帰れないので送ってもらう手続きをしました。

そこで、サービスカウンターに行って担当者と話をしていたのです。
で、配送は金曜日になるとのことで、午前か午後のどちらが良いか聞かれたのです。

使う機会があるかもしれないので、なるべく早いほうが良いと思って、「午前中のなるべく早い時間が良いんですけど」と言ったところ、「時間の指定はできないです」とズバッと言われてしまいました。

うーん、まぁそれはルールとしてあるんだろうけど。
俺がこの担当者の立場だったら、「時間の指定はできないんですけど、僕から配送の人になるべく早く届けてくれって言っておきます!」くらいは言うけどなぁ。

ルールがあることは分かるんだけれども、客商売をしているんだから、自分なりに相手を楽しませたり喜ばせたりしようと努力しようぜ。
それで結果としてお昼直前になったとしても、「担当の人がなるべく早い時間にするって言ってたのに!」とか無粋なことは思ったり言ったりしないっての。
感じの良い店員さんだったなぁと思うだけで。

まぁうちとホームセンターとじゃ状況が違うんだろうけど、自分のできる範囲内で出来る限りの努力はしたいな。
そういう店員さんだと、次に来た時もついつい「あの店員さんいるかなぁ」と思って探しちゃうしさ。

お客さんとそんなやり取りができるなら、接客業ってめっちゃ面白い仕事だと思うんだけどなぁ。
お客さんと一対一の付き合いができるのはほんとに楽しいですよ。生き甲斐と言っても良いくらいに。
先日も、「あれ、ちょっと痩せた?」とかお客さんから言われて嬉しかったし、お客さんが無事お子さんを出産されて自分のことのように嬉しかったですし。

自分なりの距離感とかキャラクターがあると思うので一概に良い接し方ってのは無いと思うけど、相手に少しでも喜んでもらおうとする気持ちってのはどんな形であれ伝わると思うのだ。
俺もまだまだ人のことは言えんけれども。


0 件のコメント:

コメントを投稿