2014/11/19

京都に仕入れに行ってきた話

毎年この時期に、帯メインの仕入れに行くのです。
今までは熱海や小田原だったのですが、今年は京都になったので、感謝祭中で忙しくはあるけど行ってきました。

京都に行くというと羨ましがられるのですが、火曜日の13時半ころにだるまやを出て、次の日の17時には平塚に戻ってくるので全くと言っていいほど観光できません。
紅葉が綺麗な時季なんですけどねぇ。

ということで、いつも通り小田原からひかりに乗って京都へ。
京都に着いて、ホテルに荷物を置いてまず取引先の京都店に行って商品を見る。

その後、京都の街を飲み歩くことに。
今までは「一瞬」というお店に行っていたのですが、今年?去年?からなんか店の雰囲気変わってしまい、あんまり良くなくなってしまったので、今回は新規開拓することに。

で、行きの新幹線で候補として挙げていた3軒とも予約で満席と断られ。。
仕方ないので行き先を決めずにぶらぶら歩いてみる。

通りがかったお店がちょっと雰囲気良かったのでふらっと立ち寄りしてみた。
その名も、「こばらがすいたら」

こじんまりした店内のカウンターでまずはビールを注文。


カウンター8席くらいにテーブル1席のこじんまりしたお店で、まさに今の気持ちにぴったりでした。
最近は直感で入ってもあんまり失敗しなくなりましたねぇ。



なすの揚げ浸しを注文。旨い。

京都ってやっぱり醤油?出汁?が旨いんですよねぇ。
なので、何食べても美味しい気がする。
お腹空いてたのもあって大満足な感じ。

日本酒を2本ほど飲んで手短にお会計。ごちそうさまでした。

最初に断られた3軒のうちの1軒が9時過ぎたら空くかもとのことだったので、もう一軒行って時間を潰そう。
ってことで、通りがかったお店にフラッと入店。

一知富士ってとこだったかな。
雰囲気重視な感じで、カップルにおすすめという感じだった。
カウンターはラーメン屋一蘭のように、2人ずつに仕切られていた。
ちょこっと食べて飲んで、お会計。

ここで行きたかったお店に電話してみると、入れるとのこと。
よっしゃということで、今回一番行きたかったお店、むろまち 加地へ。

初めて入ったんですけど、大当たりな感じだった。
刺し身の盛り合わせや穴子など、堪能。







醤油は多分自家製で、出汁が効いた味。
多分かつおだしと醤油を和えてるんじゃないかな。

京都って日本酒が正直イマイチなんです。
伏見はかつて日本有数の日本酒産地だったのですが、今は旨い酒は皆無と言ってもいいくらいだと個人的には思っています。
僕が知らないだけという可能性もありますが。
大手の大量生産酒はもちろん、地酒っぽい部類でもはっきり言って旨くない。
なので、京都の小料理屋に入ると日本酒が残念なのですが、最近出来たお店は京都の酒に限らず日本各地の旨い酒を置いてあるお店が増えてきて、それは嬉しいことだなぁ、と。

願わくば、京都の酒蔵の方々がその流れに一念発起して日本中をうならせるような酒を作って欲しいと思いますね。



で、海老芋の唐揚げとか頼んで酒が進んだ夜だった。

次の日は予定通り朝一から仕入れに行き、気に入った帯を数点仕入れてきました。
これから織ってもらうものもあるので、来年には揃うかなぁ。


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