2019/09/21

博多織を訪ねた記録

先月、仕入れと研修で博多に行ってきました。
今まで、京都、十日町、米沢など行ってきましたが、織元を訪ねるのは楽しいものです。

ということで、朝早めの飛行機で羽田から博多空港へ。
現地でナビゲートしていただく堤さんと合流し、まずはランチへ。

博多と言ったらとんこつラーメンというイメージですが、通は「どんめん」だ!ということらしいので、どんめんを。


イメージ的には、ちゃんぽんです、はい。
量がめっちゃ多くて全員腹パンパンでしたね。笑

さて、まずは西村織物さんへ。
きもの好きなら一度は聞いたことがある織元だと思います。






西村織物さんでは、今年の新柄を始めたくさんの柄を見せていただきました。
いくつか注文してきましたので乞うご期待。

次は匠織物さんへ。
実際に織られている工場を見せていただきました。



















帯が一本出来上がるまでの工程を説明とともに見させていただき、「これは大変だわ!」という感じでしたね。
手織りと機械織りの違いや博多織ならではの特長も聞いてきました。

機械織りの場合、ある程度糸に強度が必要なため、若干太めの糸を使うことになります。
なので、経糸の本数が5,000本程度だそうです。
手織りの場合は細い糸でも織れるため、7,500本から多いものだと10,000本使うこともあるそうです。

博多織は経糸の本数が多いため、折っても皺になりにくく、皺になっても少しゆすって手アイロンですぐに皺が消えるんだそうです。

そのあたりは動画にまとめたので、以下、ぜひご覧ください。



とても実りのある研修でした。

10月11日(金)〜14日(月)の展示会で、仕入れてきた帯たちをお披露目しますので、ご都合合わせてぜひご来店ください!!

お待ちしております!




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