1年ほど前に、「きものの未来塾」で講演させていただいた関係で、月刊アレコレの出版をしている細野さんと知り合いになりました。
先日、久しぶりに電話がかかってきまして、今度月刊アレコレで「洗い」をテーマにするということで、だるまやの洗い張りを取材したいということで、二つ返事でOKしたのです。
一度事前打ち合わせを行い、当日の今日はカメラマンの方を連れてお見えになりました。
カメラマンの方というのが、以前とある取材でうちに来たことがある方でして、「うーん、狭い世界だな〜」と。笑
ちなみに、うちの着付けの先生が細野さんと先週お会いしたそうで、やはり狭い世界だな、と。
そんなこんなで洗い張りの工程を余すことなくお見せしました。
洗うところから始め、伸子張り、のり入れ、と。
「洗い」がテーマだったので、用意していた反物だと汚れの落ち具合がわからないということで、急遽薄地の小紋を洗い、洗う前と後を比較してもらったり、と。
この業界のいろいろな方とお会いしている方なので、僕の知らない話をたくさん聞けて勉強になりました。
目指すところは、どうやって業界全体が良い方向に向かうかなのですが、まぁみんないろんな意見がありますし、それぞれ一国一城の主だったりしますからねぇ。
僕が強く意見を言う方だからだと思うのですが、きもののお手入れに関しては一家言あるみたいなキャラにさせられております。笑
取材終了後、一緒にエイトに食事に行って、続きを話す、と。
細野さんとしては、色んな人を引き合わせてスパークが起こったら良いという考えだそうで、メディア人らしいなぁとか思いつつ、このつながりは大事にしたいなぁと思いましたね。
最近お客様からの相談を受けてても思うところはいろいろとあるので、自分の考えていることを書いて行こうかなと思っているところなんですけどね。
まぁ、なかなか行動に移していないですね、はい。笑
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