今日はだるまや定休日だったので、普段できない仕事、昨日終わらなかった仕事の続きをしました。
エアコンのフィルタやお店の床の掃除をしたり、丸洗いと洗張りの札紙をつけたり、帳面をつけたり、事情により来店できないお客様を訪問して洗張りを受けたり、と。
休みの日しかできない仕事もあるので、週に一度程度の休みは必要ですね。
最近仕事をしていて親父の仕事の早さに日々驚いています。
とにかく早い。そして正確。やらなければならないことを即断即決でやる。
問題になりそうなことは早め早めに手を打つ。
仕事のやり方に関する本を読むと、消火よりも防火に力を注ぐべき、とよく目にしますが、それを本当に実践している印象を受けます。
会社勤め時代、仕事に追われる毎日でしたが、半分は自分の仕事のやり方の問題だったのだなぁと思いました。
(勤めているころから自覚してましたが。)
自分の悪い癖なのですが、細部をつめることが苦手なのです。
細部をつめずに進めるので後から手戻りが発生してしまうのです。
やはり細部まできっちりやることが最終的には仕事の早さにもつながるのですね。
神は細部に宿る
述者不明
今読んでいる本で初めて知った、最近気に入っている言葉です。
ネットで調べてみましたが、最初に言った人は不明のようでした。
まぁ会社勤め時代は仕事のやり方もさることながら、仕事の量が多すぎて細部をつめる余裕が無かったということもあるのですが。
優先度の低い仕事を思い切ってやらない、という決断ができないところが弱みだったのかな。
Googleで「神は細部に宿る」を検索して見つけたブログを気に入ったのでご近所さんに追加しておきました。
ほぼ日刊 イトイ新聞 ジブリの仕事のやりかた
日本と欧米の考え方の違いに関する記事で、とっても興味深い内容でした。
興味ある方はぜひ読んでみてください。
“帳面をつける”という表現、すてきです。
返信削除もともとある日本語が、平気で外来語に変えられていくことに地団駄踏んでる私です。
たとえば、料理本がいつの間にかレシピ本。
うう、ムズムズする。
お父様のお仕事ぶりに日々学んでいらっしゃるお姿、すばらしいです。
オヤジを尊敬できる子供は幸せですよね。
あと、元の仕事関係の方々が続々いらっしゃるという話、だるまや6代目さんのお人柄ゆえと拝察しております。
拍手喝采!
>ぱちょりんさん
返信削除またまたコメントありがとうございます♪
確かに最近外来語が多くなっていますね。
だるまやを継ぐことにして以降、きものに関する言葉はなるべく日本語を使うことにしています。
例えば色についても、若草色、藤色など、昔ながらの日本の表現を使ったほうが品が良いですもんね。
ぱちょりんさんのおっしゃるとおり、親父から仕事を教わるというのは幸せなことです。
親子の関係だとなかなか心を開けないですし、話すことも少ないのですが、一緒に仕事をしているといろいろと話せますし、素直に尊敬できます。
親父が元気なうちにたくさん学ばせてもらいたいです。