2009/01/19

ゆで蛙にならないために

今日の午前中は昨日洗った反物ののり入れをしました。
久しぶりに刷毛を持ったので、親指と人差し指の間が痛くなりそう。。

さて、最近考えていたことを少し。

以前何かで知ったのですが、蛙は、熱湯の釜に飛び込むと「熱い!」と感じてすぐに釜から飛び出して死なずに済むのですが、蛙が入った釜に火をつけて熱していくと、蛙はお湯が沸いてくることに気づかず、煮立って死んでしまうらしいです。
これを「ゆで蛙」というらしく、変化が突然訪れると対応しようという力が働くのですが、だんだんと変化していくと気づかずに深刻な状態に陥ってしまうということが言いたいのかな。

商売をしていく上で、変化に敏感になるというのはとても大事なことですよね。

きもの業界のことに限らず、技術革新、社会状況の変化などアンテナは常に張り巡らせておかないといけない。
もちろん、お客さんがだるまやの仕事に満足してくれているかも常に考えていないといけないですね。

将来に対して希望も不安もありますが、その日その日のお客さんに喜んでもらうことの積み重ねと、現状に満足せずより良い仕事をして、より多くの人に知ってもらう努力を怠らないことが大切だと思う今日この頃でした。

2 件のコメント:

  1. ゆで蛙のお話面白かったです。さまざまな社会活動にも言えることですね。アンテナを常に張り巡らせてゆで蛙にならように気をつけようと思います。よい記事をありがとうございました。anita

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  2. >anitaさん
    コメントありがとうございます。
    確かにきものに限らず幅広い業界で変化に敏感になることは大事ですね。

    同じような内容の例え話は他にもありますが、蛙の話はなかなか面白かったので紹介させていただきましたー。

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