今日は仕事の後に、旬鮮炭火焼 獺祭に姉と従姉妹と行ってきました。
というのも、姉の友達が山口県の杜氏さんと知り合いで、その杜氏さんが東京に来るということで、獺祭さんに、その酒蔵のお酒とそれにあった料理を堪能するという企画を持っていったという流れです。
ちなみにその酒蔵というのが、金冠黒松というお酒を醸している、山口県の村重酒造というところです。
↓まずは獺祭の大将からの挨拶
↓続いて杜氏さんからお酒の説明
↓幹事の友達(僕も仲良しですが)が書いた日本酒のメニュー
↓日本酒の会らしく、仕込み水を出してくれました
仕込み水と一緒に日本酒を飲んだのは初めてですが、やっぱり味が似てますね。
日本酒を口に含んで、仕込み水を飲むと味が綺麗に調和します。
純米酒数種類とその仕込み水で当てっこしたら相当盛り上がりそう。
↓いくらおろし 蒸し海老乗せ
↓温泉湯豆腐
豆腐は酸性のにがりで固めてあるので、アルカリ性の温泉水で湯豆腐にすると中和されて溶けてきます。
豆腐のうまみがにじみ出た汁が美味。この辺は美味しんぼで読んだ知識ですな。
↓牛すじと大根の煮物
料理と日本酒を堪能しながら、杜氏さんから日本酒のことをたくさん教えてもらいました。
まずは、今までよく分かっていなかった、「吟醸酒」の定義について質問してみる。
僕は今まで友人に、「吟醸酒って何?」と聞かれると、「精米歩合が60%以上で米の中心だけを使っていて、なんかお酒を造る工程のどこかを手作業でしないといけなくて、酵母も低温で管理しているらしいよ。とりあえず普通のお酒よりは手間がかかるらしい。」てな感じで応えていました。
ところが、吟醸酒と名乗れる定義は、
・精米歩合が60%以上だと吟醸酒
・精米歩合が50%以上だと大吟醸酒
だけだそうです。
俗に言う、吟醸酒のフルーティーさは、どの酵母を使うか、つまり酵母の配合によって決まってくるらしい。
果物っぽい感じを強く出したければこの酵母、スッキリした感じにしたければこの酵母、ってな具合だそうです。
とはいえ酵母を活性させるために蔵ごとに工夫を凝らしているのだとは思いますが。
↓炭火料理 ししゃもとかきのこ類とかサザエとか
↓なすの田楽
ほかにも、例えばなぜ吟醸酒はアル添(アルコール添加)するのか?と質問してみました。
杜氏さん曰く、香りに一本筋が通る、ということらしいですが、僕はアル添したお酒はあんまり好きじゃないんですよねぇ。。
(美味しんぼの影響大か?)
↓さんまときゅうりの和え物
↓いかわたを使ったパスタ
料理はこの人数で出しやすいもの、と考えられているようで、満足度は普段の方が大きいですが、それでも日本酒との相性はよく考えられていて楽しかったです。
なかなか楽しい秋のお酒でした。
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