先日ホームページをご覧いただいた岡山にお住まいのお客様から、洗い張りのお品が送られてきました。
今日親父と品物をチェックしていて、「お、懐かしいな。樹脂染めだ。でも生地が弱そうだなぁ。」と親父がつぶやいておりました。
すぐにお客様に電話して、「昭和30年くらいの品物なんですよねぇ。ちょっと弱いので、注意して仕事をするけど、万が一やぶれたら勘弁してください。」という話をして、納得していただいて札紙を付けました。
で、ふと、「昭和30年ごろって、親父は10歳くらいだよなぁ?」と話したら、「そうだよ。もうそのころから仕事してたからな。もう当時の品物のことを知っている人なんてほとんどいないだろうな。」という返事。
洗い張り歴50年以上ってことかい。。
こういったきものの移り変わりというか、「昔流行ったんだよねぇ」のような会話はどうしたって僕にはできないですからねぇ。。
隣で聞いて少しずつ覚えていくしかないかな。
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