2013/07/24

世界は急速に平らになっていくよなぁという話

今日は水曜日で定休日です。
朝からお店の掃除をして、湯のしをして、と。

普段しない片付けとか部屋の掃除をして今に至ります。

さて、今朝の仕事前にちきりんの記事を読んでいて、クラウド・ソーシングについてちょっと考え事をしていたので、備忘録がてら書いておきます。

ちきりんの記事に書かれていた内容を簡単にまとめておくと。
・クラウド・ソーシングとは、インターネットでつながれた世界中の労働者に単純作業を低価格で発注する仕組みのことである
・AmazonがAmazon Mechanical Turk(MTurk)というクラウド・ソーシング・サービスを立ち上げた
・AmazonはMTurkを使って、Amazonの商品ページの重複を、1件あたり数セントの賃金で世界中に発注している
・Amazon以外にも、例えば演説内容の文字おこしなども発注されている
・時給に換算すると200円程度という超低賃金
・先進国のMTurkを利用する労働者はゲーム感覚で行い、発展途上国では主な収入源として利用している労働者が30%

僕は会社勤務時代に音楽配信サイトの開発・運営をしていて、重複ページ対応(名寄せと呼んでいました)の大変さを身にしみて感じていました。
最終的には人力でやるしかなく、これがまた結構大変な作業なのです。
同姓同名で別アーティストの場合もありますし、同じアーティストでも英語表記と日本語表記があったり、、と。

Amazonの商品ページも同じような問題があったでしょうし、それを世界中に発注して解決しようというのはなかなかかっこいい解決手段ですねぇ。

同じような単純作業を日本国内でやろうとすると否が応にも高コストになるわけで、企業としてはなるべく安く解決したいわけですから、必然的にコストの低い国に仕事が流れていくわけですよねぇ。
良い悪いとかそういう問題でもなく、これは仕方がない、止められない流れなんですよね。

話は変わりますが、京都に仕事で出かけた際に「一瞬」というお店で食事をすることが多いのですが、そこの店員さんが中国人なのです。
日本人の方が料理の説明とかうまいだろうし、注文とか取りやすいんじゃないかなぁと思ってたのですが、そうじゃなかったんですね。
去年行ったときに気づいたんですけど、カウンターで食事をしていた方が中国人と(多分)アメリカ人だったんですよ!
観光地の飲食店の店員として考えると、中国語と英語と日本語で接客できるというのはものすごいメリットですよねぇ、今後特に。

今までは賃金が安く済むという理由で海外の方を従業員として雇うお店は多かったと思うのですが、今後はむしろ日本人より良いという方に進むかもしれません。
もちろん業務内容やお店の方針によるとは思いますけど。

とまぁ、そういうことを考えると今後僕らが今の恵まれた暮らしを維持していける高付加価値で普遍的なスキルってなんだろうなぁと漠然と思ってしまいました。
僕の場合はだるまやのお客さんに喜んでもらうというのが大前提なんですけどね。
今後ますます日本は厳しくなっていくかもしれないですねぇ。

ま、んなこと考えてるより、あまちゃん観てる方が楽しいか。笑


↓そのうち読んでみようと思います。

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