2015/12/18

取引先の方に教えてもらった「人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ」を読んだ感想



Facebook上で取引先の会社の社長がおすすめしていて、面白そうだったのでAmazonでポチッと。
どんな内容かというと、まずは下の画像の4マスの中から自分がどこに当てはまるか考えてみましょう〜。



こんな感じに人間を4種類に分けて、それぞれに類人猿を当てはめて性格を類推していきます。
ちなみに僕は完全にAのオランウータンでした。ウー太です。



オランウータンの特徴はというと、
「一匹狼ですが、何か?」
「干渉されるのは嫌いです」
「納得できれば、失敗してもいいんです」
だそうです。

オランウータンタイプが最も大切にしていることは「納得」だそうで。
もうですね、完全に的中です。
上司からの命令でも納得できないことはやりたくないし、逆に自分が納得したことには集中力を発揮するタイプだそうです。

元々コミュニケーション能力が高くないタイプらしいですが、成熟してくるとそれなりにできるようになる、と。
うーん、なるほど〜。確かに高校生の頃とか苦手だったかもしれん。

で、ですね。
さっきの表でBが「ゴリラ」、Cが「チンパンジー」、Dが「ボノボ」です。
それぞれの性格を表す言葉がまた面白いんだな〜。

それぞれの説明は本書を読んでいただくとして、例えば「がんばって!」と声をかけてみた時の反応が面白い。

・社交辞令としか受け止めないオランウータン
・「期待されている!」と感じるチンパンジー
・「がんばれ」と言われると困るゴリラ
・声かけが嬉しいボノボ

だるまやで言うと、一夫くんは完全に「チンパンジー」で、もう当てはまりまくりでした。

ちなみに、こないだ10年以上の付き合いになる友達たちと飲んでいるときにこの本の話になって、みんながそれぞれどのタイプかやってみたのですが、4人居て、綺麗に4タイプに分かれました。だから続いているのかな〜。

気になる方はぜひ読んでみてください。

性格診断というよりも、組織づくりのヒントを集めたビジネス書です。
実際にエブリィというスーパーで、この類人猿分類を使った組織マネジメントを実践して、離職率ゼロ、増収増益を達成しているらしいです。
一つの組織になるべく4タイプが揃うようにする、採用の際に、面接官は自分のタイプと同じタイプを好評価しがち、というバイアスを踏まえる、などの手法を使ったそうです。
タイプ別に声かけの仕方に変化をつける、とか。

うちは従業員も多くないですし、組織づくりに活かせるのはまだ先かもしれません。
が、僕個人として考えると、多少考え方に変化がありました。
一番は、保守・安定を求めるのも長所なんだなぁと考え直せた点。

なんていうのかな、やっぱり目標達成しなきゃ意味ないじゃん!とか思ってたし、仕事に安定を求めちゃだめだろうと思っていたんですけど、個人の性格として考えると、そういった考え方の人がいることで組織に深みがあるんだなぁ、と。
4タイプそれぞれ同じくらいいるらしいので、必ず自分は少数派なのです。(4分の1だから。)
だから、相手と自分は違う考え方をして当然だし、それも踏まえた接し方ができるようになると、オランウータンから少しはヒトに近づくのかな〜とか思いました。笑

組織論としてビジネス書的な使い方もできるし、飲み会のネタにもなるので、なかなかおすすめな本です。
すすめてくれた取引先の方に感謝。

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