2019/05/05

久しぶりに本の感想 〜死ぬこと以外かすり傷〜

どうも今年は読書の当たり年らしく、良書にたくさん当たっています。
んで、今月からメルマガに「今月の一冊」というコーナーを創ろうかなと思いまして、さっそく本の感想を書こうとパソコンを立ち上げた次第。

今日紹介する本は今をときめく幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんの「死ぬこと以外かすり傷」です。


しかし、いつの時代も次代を担う天才というか、才能が現れるもので、ここ最近箕輪さんの本やらVoicyやらテレビやらを見て、すげーやつがゴロゴロいるな〜と思いますね。

学生時代は早稲田の文学部?で酒を飲んで毎日騒いでいたらしく、文キャンで酒の販売がなくなったのは俺のせいかもと言っていた。笑
そんな箕輪さんが本の編集という仕事と出会い、仕事に熱狂し、世の中を動かすようなことをどんどん仕掛けていく、と。
すげーなー。

やっぱ今も昔もそうなんだけど、人に好かれるというか、自分を売る熱意とか技術ってどの業界でも大切で普遍のスキルだな〜と思いました。
経沢香保子さんが「会う人全員をファンにしたい」と言っていたり、あのホリエモンも「人と会うときはその人のことを調べ尽くして、あってる時間はその才能をしゃぶり尽くす」と言っていたし。

なんというか、これから人の生き方って多様になっていくと思うのです。
高度経済成長期から平成までのように、日本人のほぼ全員が月〜金で決まった一つの会社で仕事をして、土日に休んで、ということは崩れていくよな〜と。
悪い意味だけではなくて、最低限度の生活を送るのに必要なものは働かなくても手に入りやすくなるはずで。
ベーシックインカムという形なのか、デフレという形なのかわかりませんが。

そうなったときに、なにに人生の重きを置くかは本当に人それぞれになるんだろうな〜と。
僕は結局ゴールデンウィークもほぼ休まず仕事をしていたわけですが、なんていうのかな、やっぱ好きでやってるんだよな〜と。
今年の目標のYouTubeの編集したり、せっせとホームページ更新したり、接客したり、仕事の振り分けをしたり。

昔、会社勤め時代に、部長が「ランチを行けないほどの状況はそうそう無い」みたいなことを言っていたと同僚が言っていて、その当時は「確かにな」と思ったのです。
それくらいの余裕を持てるのがデキるサラリーマンなんじゃないか、と。

でもですね、今はやっぱそうじゃないな〜と。
ランチの時間も惜しいくらい仕事に打ち込まにゃ。
特に僕らは固定給じゃないし、自分の時間を投資して明日、来月、来年の店の状態を良くしていかないといけないんだよなぁと最近は思っております。

やっぱ、何かに夢中になるというか、ハマっている状態ってのは幸せなんですよねぇ。

その結果、家族の時間を取れないのは申し訳ないことではあるのですが。。汗

とりあえずこの本はめっちゃおすすめ。
1日で読めます。でもって、今をときめく才能の片鱗を味わえますよ。良い意味で狂ってますけど。笑



最後に赤線を引いたところを箇条書きで
・<箕輪さんたちで主催したイベントが終わって死にそうな状況のリーダーに向けて>
 「成功するまでにどんな苦しいことがあったのか、今すぐにおもしろおかしくブログに書いたりインタビューを仕込んで、自分の名前を売ったほうがいい」。イベントを上手に仕切る人などいくらでもいる。この人にプロデュースしてほしいという存在にならなければ意味がない。そのためにはヒーローインタビューまでしっかりと仕込み、そこで大いに伝説を語らなければいけない。

・これから物を選ぶ基準は「物語」になる

・人の何十倍も努力しろ、と言うけれど、人間はみな平等に24時間しか持っていない。不眠不休で働いたとしても、時間で考えるとせいぜい人の2倍しか努力はできない。では、どこで差がつくか。それは、「昨日までできなかったことをできるようにする」ということを日々積み重ねることだ。

・一度やると言ってしまったからやらなければいけない、というのはサラリーマン的発想だ。とてつもなく忙しく熱量の高い人たちと仕事をしてみたら分かるだろう。彼らは膨大な数の案件を何本も走らせているから、企画が途中で自然消滅しても気にもとめない。すぐに次を、前を見ている。

・いわゆる成功者を見るとき「勝ち組でうらやましいな」と思うかもしれない。だが彼らの本を作りながら、間近で見ていて僕はいつも思う。「これだけ血の滲むような圧倒的努力をしていたら、そりゃ成功するに決まっているわ」と。

・会社の金を使って赤字を垂れ流して「作りたい本を作れればいい」などというのは甘えに過ぎない。自分の金でやれ。そしてそういった人間が作るものはたいていの場合、おもしろくもない。覚悟がないからだ。覚悟が甘い人間のコンテンツはゆるい。ビジネスでやっているのだから、儲からなければいずれ終わる。自分が好きなことをやるために、自分が好きな本を作るために、わがままで自由でいるために数字と戦わなければならない。



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