昨日はお店がお休みだったので、朝から張り物をしました。
お店は休みでも仕事は休まずやっています。
結局年中無休ですね。(笑)
水曜休みと知らないお客さんがお見えになることもありますし。
今日も昨日終わらなかった張り物の続きを朝からやりました。
伸子張りの様子を写真で撮ったので紹介します。
反物は亀甲柄の泥大島です。
お店の裏の仕事場に反物を張り、伸子を張っていくわけです。
写真は手前が伸子を張った状態、奥が伸子を張っていない状態。
伸子を張ると竹のしなりで反物が引っ張られ、しわが消えるのです。
伸子張りで大事なのは布目を合わせること。
着物の生地は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を紡いでできているので、緯糸にあわせて伸子を張らないと仕上がりが綺麗にならないのです。
その後のりを引いて乾かします。
右側が布のりを引いた状態、左側が布のりを引いていない状態ですね。
布のりを引くと生地が伸びるので、時々反物の張りを直しながら作業します。
まだまだ修行中の身ですが、今日は親父にだんだん早くなってきたと褒められました。
自分でも少しずつ上手になっていることが分かるのが嬉しいですね。
とはいえ、その後のりの引き方で叱られましたけど。。
日々一歩一歩精進ですね。
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