以前は、長襦袢にも総裏を付けて仕立てていたらしいですが、最近はほとんど見なくなりましたね。
気候の変化も影響しているのでしょうか。
ということで、最近は居敷当てだけを付けることが主流です。
なぜ居敷当てをつけるかというと、一番負担がかかるお尻の辺りの強度を上げるためと、透けること(特に夏のおきものの場合)を防ぐためです。
昔は割りとゆるく着ることが多かったようですが、最近はきっちりとお召しになる方が多いので、背縫いのところがどうしても痛んできてしまうのです。
居敷当てを付けると絶対安心というわけではありませんが、だいぶ強度が増すので、だるまやでは長襦袢を仕立てる際は居敷当てをつけることをお勧めしています。
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