今回のお客様感謝祭で紹介している本場大島を見に来ていただいたお客様と、大島に合わせる長襦袢の話になりました。
附下や小紋に着るような襦袢を大島と合わせてももちろんいいのですが、紬専用の襦袢もあるんです。
↓どんなものかというと、こんな大胆な襦袢です。
江戸時代の贅沢禁止令の影響か分かりませんが、きものには見えないところにおしゃれをする文化がありますよね。
例えば、男物の地味な羽織の裏に、富士山がババッと描いてあったり、格好いい鷹が描かれていたり。
↓この写真のように、表は泥染めの大島で、振りからチラッと見える襦袢が大胆な柄だったりすると、「あら、おしゃれね~」となるわけですね。
西洋では逆に組み合わせるでしょうから、「見えないところでおしゃれをする」というのは、日本人的な感覚なんでしょう。
僕はこういう粋な着こなしが大好きです。
うわー、大胆で面白い柄の襦袢の柄ですね~。
返信削除私もこういうの大好きです。
襦袢で遊びたいと思うのですが、
なかなか面白い柄の襦袢が無いんですよね。
そうか~、有るところには有るんだ。。。
>annさん
返信削除annさんのコメントを親父に伝えたら、かなり喜んでいました。(笑)
僕もこの襦袢を見たときに、我が親ながらセンスいいなと思ってしまいました。(笑)