先日、お客様からお請けした羽織の洗い張りからお仕立てをお納めしたのですが、今日そのお客様からお電話をいただきまして、"ち"の位置が高いとのこと。
ちなみに、羽織の"ち"とは、羽織の紐を引っ掛ける輪っかのことです。
羽織の"ち"の位置は、仕立てる際に"衿山から何寸"と決まっているのですが、衿の落とし加減や羽織の丈によって理想の位置には個人差があります。
で、僕は親父に、「身長とくりこしで割り出すのがいいのかな?」と話したのですが、親父は、「いや、羽織の寸法を測るときに、"ち"の位置も測らないとだめなんだよ」という話でした。
なるほど。
こういった細かいところが大切なんだなと思う今日この頃。
ちなみに、そのお客様には、「とりあえず今は着る機会があると思うので、夏になって着なくなったらお手数ですけど持ってきてください」という話をしました。
先日は染め替えや仕立て直し、どれも素敵に
返信削除仕上げていただき、ありがとうございました。羽織りの乳のこともよく対応していただき安心しました。
亡き母がん十年前に誂えてくれた着物が甦り、新調するよりも喜びが大きいです。
今まで平塚はご縁がありませんでしたが、今度はぜひ七夕に。羽織りのお直しも兼ねて。また、楽しみができました。
お父様の体調がよろしくないようですね。
どうぞお大事に。でも、孝行息子さんがいらしてご家族も心強いですよ。きっと。
>サッチーさん
返信削除ご来店ありがとうございました。
羽織の"ち"の位置は配慮が足りず申し訳ありません。
暖かくなって羽織を着なくなったらお持ちくださいませ。
平塚の七夕もぜひ一度お越しください。