2010/05/25

携帯電話内の情報って超貴重なんだね

こんな記事を読んだのでご紹介。

ソーシャルウェブを永久に変える Apple iPhoneとFacebookの連携 - 渡部薫

Facebookを使ったことがない方も多いと思うのですが、mixiのようなものだと思ってください。

事の本質はFacebookがどんなサービスかではなく、携帯電話内の情報をインターネット上に置いたらどういうことが起こるかという話です。

最近鳩山首相が使い始めたことや、iPhone利用者が増えたことで、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアについての話題が少しずつ増えてきました。
ネットの最先端を行っているアメリカでは、Googleの次はFacebookだという専門家も数多くいて、今朝までの僕としては、「いやいや、そうはいってもGoogleのサービスは最強だろ」と思っていたのです。
ですが、この記事を読んで、「まんざら嘘でもないんだな」と思ってしまいました。



FacebookとiPhoneが連携するとどんなことが起こるか?




携帯電話内の情報は宝の山です。



例えば、電話帳。

AさんとBさんの電話帳にお互いの電話番号が登録されていれば、この二人は知り合いだと分かります。
メールの頻度が多ければ、仲良しの友達だと分かります。
苗字が同じなら、家族の可能性が高いです。


さらに、登録されているのは友達だけではありません。お店の番号も登録されています。

登録されているお店の電話番号からは、その人の趣味などが分かります。

だるまやの電話番号が登録されていれば、多少なりともきもの好きだと分かりますね。
発信・着信履歴から、そのお店とのつながりの太さも分かります。
だるまやから頻繁に電話がかかっている人は高い確率できもの好きと言えるでしょう。

さらに、きもの好きの人の友達はきもの好きの可能性があります。

といった具合に、携帯電話内の情報から実にたくさんのことが分かるのです。


さて、お店を運営している人から考えてみましょう。

例えば新しくお店を出したお鮨屋さんとしては、お店に通える距離に住んでいる鮨好きの人に自分のお店を知ってほしいと考えます。
その時に、携帯電話から取得した情報から、そういった人を推測して、ピンポイントで広告が出せたらどうでしょう?

例えば特定の女性雑誌を読んでいる人に好まれるファッションブランドだったらどうですか?


こういった変化が近い将来起こる可能性があるということです。

広告としては、テレビや新聞といったマスメディアから、検索連動広告へと移り変わっています。
そして、もしかしたら検索連動広告からソーシャルメディア向けの広告へと変わっていくのかもしれません。



きもの業界は変化が遅いです。
インターネットを有効に利用しているお店はまだまだ少ない思うのですが、お客様はどんどん先に行きます。
きものが好きか好きでないかに関わらず、普段の生活で接する情報の種類がどんどん変わっていきます。

そういった情報の接し方が変化していくお客様にアプローチするには、自分がもう一歩先を行っている必要があるのです。
これはきものに限ったことではありません。


ほとんど受け売りのくせに、ちょっと偉そうなことを書いてしまって読み直してみると恐縮なのですが、きものという産業が時代に取り残されないように、欲を言えばだるまやが業界の中でも前のほうを走っていられるように、変化に敏感に、アンテナを高くして日々を送っていこうと思います。


ソーシャルウェブを永久に変える Apple iPhoneとFacebookの連携 - 渡部薫

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5月28日(金)は臨時休業です。
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2 件のコメント:

  1. 最近、ネット関係のお仕事に就いたので
    とても興味深く読ませて頂きました。

    毎日とても忙しくて、なんとかついて行くので
    精一杯 (;・∀・)
    こちらの情報を、必要としている人に的確に
    見てもらうって本当に難しいと思っています。
    それがズバリ購買から、売上に繋がっていきますしね~

    携帯を買い換え予定のまま、ずーっと使っていますが
    ネットはPCでやるからガラパゴス携帯のほうが
    いいかなーなんて思ってましたが、IPHONE含めて
    一考の価値ありなんですね~

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  2. >ちっくさん
    僕もだるまやのようなお店を探している人に、ぜひ知ってほしいと思っていろいろと考えています。

    iPhoneおすすめです♪
    メールアドレスが変わってしまうのが億劫ですが、その時の億劫ささえ乗り越えてしまえば、iPhoneの素晴らしい世界を体感できますよ。

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