一人映画行ってきました ～Mr.Children Split the Difference～

つい最近、一人映画はハードルが高いなぁと書いたばかりですが、やっと行ってこれました。
観たのは、「Mr.Children Split the Difference」です。

ミスチル好きの友達の日記で、この映画の存在を知り、しかも上映期限が今週の金曜日までということで。
スケジュールを観たら行けそうな日が今日しかなく、夜は飲みの予定が入っているものの、その前に行くしかない！ということで、一番行きやすい川崎の映画館に行ってきました。

今日の今日で誘っても誰もつかまらないだろうし、そもそも結構ミスチル好きじゃないと楽しめなそうな内容だったので一人で。


とはいえ、今日は洗い物だったので、でかけるギリギリまで反物を洗い、その後急いでシャワーを浴びて着替えて出かける。

行きの電車内でiPhoneで席を予約しておく、と。
便利な時代になったもんですね。


ということで観てきましたよ。

映画の内容としては、Mr.Childrenが一つのライブ（場というか音楽というか）を作っていく過程と結果をまとめた感じ。
メイキング込みのミニライブという感じかなぁ。

映画内でちゃんと演奏されていた曲はこちら↓

NOT FOUND
Everything (It's you)
SUNRISE
Another Mind
Surrender
ファスナー
虜
終わりなき旅
横断歩道を渡る人たち
ニシエヒガシエ
Forever （新曲）

途中でHEROとか、シンディ・ローパーのTIME AFTER TIMEとかも流れてたな。


映画が始まると、まずはメイキング映像が流れる。
で、だんだんと音がまとまっていって、「NOT FOUND」の演奏が始まるわけです。

またメイキング映像になり、次は「Everything（It's you）」が始まる、と。

このあたりから若干迷子になりました。

この「NOT FOUND」や「Everything(It's you)」は本番としてなのか、メイキングの一部なのか分からん、と。

あとから思うと明らかにメイキング→本番→メイキング→・・・
という流れだと分かるのですが、最初のうちはちょっとよく分からなかったかな。

ファスナーはほとんどスガシカオさんが歌ったのですが、これがかなり良かった。
スガシカオさんの声とこの曲の雰囲気がぴったりでしたね。

で、「虜」の"take me to heaven, give me your love"というコーラスはSalyuさんが歌っていたのかーと気づく。
前に音楽関係の仕事が長い友人に、「女性のアーティストの中には、動物のような人がいる」と聞いたことがあったのですが、まさにそんな感じでした。
もうなんていうのかな、歌に入ると、感情の塊というか、全身で音楽を表現するという感じだった。
すごいね、Salyuさん。

このスガシカオさんとSalyuさんの登場で映画のテンションも上がっていって、あとは最後まで高いテンションのまま突っ走る感じだったかな。

ミスチルの歌の中では、「Another Mind」と「横断歩道を渡る人たち」が良かった。
「Another Mind」は、一番頻繁にミスチルを聴いていた高校の頃に、よく聴いていた曲で、まさかライブ映像で聴けるとは、という感じ。
「横断歩道を渡る人たち」は今までなんとなく聴いていたんだけど、なるほど、そういうストーリーだったのか、という感じでまたじっくり聴きたくなりましたね。

新曲の「Forever」は初めて聞いたのですが、歌詞が「靴ひも」っぽい部分があったなぁ。
「I Love You」というアルバムに収録されている、「靴ひも」という歌の

　"愛しくて　切なくて　君の色に濁っている　その部分が　今一番　好きな色　僕の色"

という歌詞と、「Forever」の

　"君の好きな僕を演じるのは　もう演技じゃないから"

みたいな歌詞が似ているなぁ、なんて。
「Forever」は発売されたらじっくり聴こうかなと思います。


全体的な感想は、多分この映像を一番楽しめるのは、DVDかBDが発売されたら、それが流れているバーかパブにミスチル好きの友達と行って、ビールかウィスキーあたりを飲みながら語り合う感じが一番だと思う。
みんなのお気に入りのところを言い合って、お互いに新鮮な気づきがあるような場がいいかな。
場所は友達の家に集まってテレビで観てもいいけど、アルコールはあったほうがいいね。

なんか映画館という静かな空間で真剣に観るよりも、一度ちゃんと観た人たちが集まって、気軽に観る場の方が楽しそうだなと思った。


一人映画の感想はというと、うーん、今回くらいの機会がないとなかなか行かないかも。。