2016/01/12

中3の面接の授業で思ったことを徒然に

今日はお店を閉めた後に19時から塾で中3に面接の授業をしてきました。
今年は中3の人数が多くて、12人もいるのです。男ばっかり。笑

12月から面接の授業を始めて、2月中旬の試験直前まで行います。
最初はみんな全然話せないのですが、だんだんと上手くなっていくのが毎回実感できてとても楽しい時間だったりします。

12月最後の授業の時に、一人ひとり個室に読んで本番さながらの面接の練習を行いました。
で、部屋が足りなかったので、今日はそのやり方ができず、6人自習、4人がグループ面接、2人が僕の両隣で面接官役という授業にしました。

みんな面接官側をやりがたるのですが、1度やると意外と難しいということに気づきます。
でもって、進行しながらメモを取って面接後に4人にアドバイスをしている僕のすごさに気づくわけです。笑 
いや、冗談ですよ、冗談。

なんか面接の授業をやっていると本当に楽しいんですよね〜。
今日は1時間半ほどグループ面接をやって、残った1時間を使って、みんなでそれぞれのテーマについて雑談しました。

「志望動機」
「中学の教科で頑張ったこと」
「中学の教科以外で頑張ったこと」
「自分の長所」

の4点を面接シートに書いて提出してから面接に望むので、だいたいこの4つは面接で聞かれます。
今日は「自分の長所」について雑談しました。
みんな「社交的なところ」「優しいところ」「積極性」などを挙げるのですが、それぞれについてどういう意味か、それを裏付けるエピソードはどんなものがあるか、などを机を取っ払って話したわけです。

優しさって難しいよね、と。
優しい人ってどんな人のことを言うの?と質問すると、なかなかいい答えが浮かばないんですよ。
だから、みんな”なんとなく”、「自分の長所は優しいところだと思います」と言ってしまっているわけで。
そういうところを深堀りしながら思想を深めてみました。

もう現役を退いて長いですし、最近は具体的な科目を教えていないので学力は下がりまくっているのですが、面接を教えるのは多分めっちゃ得意です。
生徒一人ひとりと向き合って、良い部分を伸ばして、それを面接官により良く伝える技術を教えるわけで、勉強から遠ざかっていても関係ないからです。
冗談を交えながら生徒を自分の授業に引き込んでいって、授業が終わったらちゃんとおみやげを持って帰れる状態にしていく。

とまぁ、もうなんつーか、頭使って疲れるんだけど、超楽しい時間でした。



で、全員が提出した面接シートを赤ペンチェックしながら日本酒飲んでたわけです。
僕の会社時代の先輩の組織づくりに関するプレゼン資料で「好きなことをやって給料をもらえるなんて最高、という状態を目指す」とあって、めっちゃ共感したのですが、僕にとって塾の仕事はまさにそれです。
授業後に生徒が「帰ってパズドラやろー」と言っていて思ったのですが、「あ、俺絶対パズドラより面接の授業やってる方が楽しいわ」と思いました。
授業後に人狼ゲームのルールを生徒に教わったし。
やっぱ若い世代との交流は良い面がたくさんあるな〜。

今では高校生、大学生になった卒業生で今でも顔出してくれる生徒も多くて、みんな成人したら一緒に酒でも飲める友人になれたらいいな〜と今からワクワクしていたりします。

あー、楽しみ。笑



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