昨日のカンブリア宮殿の録画を見ながらお昼タイムを過ごしております。
今回の会社は「ファクトリエ」。
ネットで洋服を売っている会社で、創業者の山田敏夫さんは33歳。
俺より1歳年下か〜。
コンセプトは
本当に良い物を、
直接取り扱って、
原価率は50%にし、
ネット販売のみとする
点。
今までの洋服の流通システムだと、実際に作っている人たちの取り分が少なくなってしまっている、と。さらに、お客さんとの接点はゼロなので「良い商品を作ろう!」という気持ちを持ちづらい、と。
ファクトリエでは、値段設定もメーカーができるため、どんな商品をいくらに設定すれば売れるか、を作り手が真剣に考えるようになるそうです。
これって、農業関係の経営者の人も言っていたなぁ。
きものの世界でも、こういった方向性に向かうかもしれませんね。
「やらないリスクより、やるリスクを取ろう」という話は僕も普段心がけていることでした。新しいことをやろうとすると、「そんなことやっても、、」とか言われることがあるんですけど、やらないリスクもあるんですよね。
やらないリスクは、「今のまま変わらないことだ」と言っていましたが、本当は「今のまま」ではいられないんです。周りは少しずつ成長しているので、気づけば取り残されるというか、相対的に衰退しているわけです。
良いなと思ったのは、「やるリスクは計算できる」という話。
なるほど、確かにそうだな〜と。
例えば新しい商品を取り扱おう!と決めた場合、仕入れ額とかホームページに載せる手間とか、計算可能なんですよね。
そうか、その考え方はいいなぁと思いました。
やらないリスクは計り知れないが、やるリスクは計算できる。うん、いいな。
ということで、ファクトリエのサイト見てみましたが、、
いいですね〜。
商品へのこだわりはもちろん、サイトの作りとか、無料サービスで削れるコストは削っているところとか、共感できました。
サイトをいろいろと眺めて、一番思ったのは、「洋服も自分のサイズを知ろう!」ということ。ネットでオーダーメイドのシャツなどを買う場合、自分の理想の寸法を知らないと頼めないんですよね。
きものの仕立ての時に、理想の寸法を知ることがとても大事とお客様に伝えているのですが、きものはもちろん、洋服でも同じだなと思いました。
最近は洋服を買うときも、本当に気に入ったもので長く使えるものを買おうと思ってまして、そのコンセプトにファクトリエの商品はマッチしそうだなぁ。
今後も定期的にチェックして、新しいアイデアがあったらどんどん真似させてもらおうと思いました。
とりあえず現時点で良いなと思った点は、商品の販売価格のところに「一般的な市場価格」を載せている点。
使っている商品やかけている手間から「普通だとこれくらいしますよ」という値段を参考価格として載せるというのは素晴らしいアイデアだと思いました。
うちの商売でも、洗い張りや丸洗いの他店価格を10店くらい調べて、参考価格載せようかな〜。
ということで、アイデアいっぱいの↑のサイトを是非見てみてください〜。
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