ここ数年の目標の一つが、「振袖の仕立て直しの件数を増やす」なのです。
で、今年の振袖の仕立て直し件数が異常に多くてですね、1月〜3月で去年1年間の枚数を超えました。
要因としては、
・お母さん世代が良い振袖を持っていること
・「さが美」や「やまと」などのチェーン店でも「ママふり」を押し始めたこと
・ネットの普及でだるまやの認知が上がったこと
などがあるのかなと思っております。
結構多いのが、仕立て直しで最初は他のお店に持って行ったんだけど、無理って言われたり値段がめちゃくちゃ高かったりで、ネットで探してだるまやにお越しいただくというパターンですね。
というわけで、今日も3月にお請けした振袖の仕立て直しを納めました。
元々お母さんが着た振袖を娘さんに着せたいとのことだったのですが、お母さんの身長が150cmくらい、娘さんが165cmくらいだったのです。
そのまま着せるのは無理なので仕立て直しできるかというご相談でした。
で、娘さんの寸法を測って、振袖を見て、と。
裄が理想より2cmくらい短いところで一杯ですかね〜というお話をして、とりあえずできるだけ理想に近づけますねとお請けしました。
仕立て直し前の写真と仕立直し後の写真はこちら。
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Beforeの写真は伊達衿の色を悩んでいる時に撮ったものです。
Afterの写真が逆光だったので色が違って見えちゃってますね。。
裄、結構長くできました。
身丈も十分出せたし、本人もご両親も喜んでくれて良かった良かった。
お母さんの振袖を娘さんが着るってのは、きもの文化の良さの一つですよね〜。
娘さんの笑顔が印象的でした。
しわにならないように紐をゆるく結んだらちょっと着丈が長くなっちゃいましたね。。
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