今日も朝から忙しい一日でした。
午前はしみ抜きから仕上がってきた着物をたとう紙に入れたり、新しく仕入れた帯に値札を付けたり、と。
午後はたくさんのお客さんにご来店いただき接客が続きました。
で、今やっと閉店して落ち着いたので昨日更新できなかったブログの更新をしようとパソコンを立ち上げたところです。
さて、今日は趣味の話を少し。
うちは両親が呉服屋で共働きだったため、学生時代から土日はお弁当生活でした。
当時から食べることが大好きだったので、中学生のある日、自分で昼食を作ってみようと思い、麻婆豆腐を作ってみることに。
そのときは確かCook Do で作ったけど、その後豆板醤などの調味料をそろえてひき肉から作ってみた。
手間をかけた分おいしいものができることが楽しくて、それ以来料理が趣味になりました。
会社勤め時代は東京で一人暮らしをしていたため、パスタやハンバーグなどレパートリーも増えて、それなりにおいしいものが作れるようになり、ますます料理が好きになったわけです。
実家に帰ってきて自分で料理をする機会が減ったので、少し残念ではあるけど、落ち着いたら自分で作ろう。
そんなわけで料理漫画を読むことも好きになり、「美味しんぼ」や「味いちもんめ」などを愛読しています。
気になるメニューがあると自分で作ってみることもあります。
(漫画のようにうまくいかないことが多いですが。。)
昨日の夜にちらっと味いちもんめを読んでいて、なんとなく自分の境遇と照らし合わせて共感してしまった。
和食の世界では、ウロウロ3年といい、追いまわしという下っ端生活が3年間は続くらしいです。
その間に店の掃除や下ごしらえをしながら賄いなどで料理を覚え、その後焼方、煮方、立板と修行は続き、料理長である花板になるまでには10年以上かかるわけです。
呉服屋の修行も同じように、3年(場合によってはそれ以上の期間)は下積みなわけで、お客さんとそれなりに話せるようになるにはやはり10年以上かかるのでしょう。
そう考えると先は長いですが、なんだかんだで商売は楽しいので、四苦八苦しながら楽しく続けていこうと思います。
ただ、一緒に修行をする仲間がいないのが残念ではありますが。。
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