以前、アレコレの細野さんが、洗い張りの取材で平塚に来られた際にランチをしながら、「きものの未来塾で誰の話を聞きたい?」と聞かれて、ちょっと考えて「貴久樹の社長」と応えたのです。
貴久樹さんをご存知の方もいらっしゃると思うのですが、呉服屋さんから商品作りを手がけられてヒットメーカーになったお店なのです。
そうしたら、「10月に貴久樹さん来るけど、聞きに来る?」という話になりまして。
しかもだるまやの定休日の水曜日!
こんなチャンス二度とない!と思って「行きます!」と応えたわけです。
ということで、今日日本橋まで行ってまいりました。
去年1度講師をやらせてもらって以来なので、1年ぶりにアレコレへ。
その間、米沢や十日町の産地研修は参加させてもらっていたので、メンバーの方は知っている方もいらっしゃいましたが。
↓貴久樹の社長さんの話
アメリカの大学に行かれて、帰国後1年間お寺で寺男として修行をされた話から始まりました。
もうですね、なんていうのかな、人を引きつける話し方なんですよ。
その後、販売の話をされたのですが、それも勉強になることばかりでした。
思えば、僕がこの仕事に入ってすぐの頃に、うちの親父に毎晩聞かされていたような話と重なる部分が多くありつつも、「あ、なるほど、そうか〜」みたいなことも多くて、ノートを書き留める手が止まりませんでしたね。
授業後、懇親会があったのですが、絶対貴久樹さんの隣を取ろうと思って、僕は普段あまり欲張らない方なのですが、この席だけは譲れんという感じで陣取りました。笑
なんかな〜。
飲み会の席での話もめっちゃ面白いんですよね〜。
なんていうか、人を楽しませることを考えてる人なんだな〜という印象でしたね。
勉強になった点は、レポートか何かにまとめて、僕なりのアレンジを追加して、だるまやメンバーに共有しようと思います。
気仙沼の高橋さんの仕立ての話の中でも勉強になる点がありまして、仕立てについて考える方向性に良い影響をいただきましたので、この点も共有せんとな。
1日だるまやを離れて、新しい人達との出会いを味わったわけですが、こういう機会ってやっぱ大事だな〜。
平塚の中にいるだけでは見えない世界はたくさんありますね。
とはいえ、外にばかり出て自分のお店にちっともいないのも違うと思うので、なにか自分の中でバランスのとり方を考えていかないとなと思った今日この頃でした。
お世話になったみなさんありがとうございました。
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