有料メルマガって、日本でしか流行っていないらしいです。
まぁ日本で流行っていると言っても、それだけで生計を立てられるレベルになれているのは、ほんの一握りの人(堀江貴文さんとか)だけだと思いますが。。
#堀江さんはメルマガ以外でもビジネスやりまくっているので、それで生計を立てているわけではないですが。
で、今年から購読している中島聡さん(元MicrosoftでWindowsやInternetExplorerの設計をやっていた方)のメルマガがなかなか勉強になるのです。
最初はまぐまぐポイントが貯まりまくっているので、何かで使わなきゃなと思って始めたのですが、参考になるので購読し続けています。
さて、今週のメルマガの内容の一部から考えたことを。
---
「
---
これは思わず頷いた。
なぜなら僕が今この状況になっているから。
まぁ好き勝手やっているというと受け取る人によって感じ方が違うでしょうから説明が入りますが、基本的な仕事はもちろんやっています。
その上で自分のやりたいことを勝手に始める。
だって相談しても同意してもらえないケースは多いし、それが自分のお店の将来のためだという確信があるからやるわけです。
で、好き勝手をやり始めたばかりの時はなかなか受け入れてもらえません。
というか、遊んでいると思われます。
以前、「家業を継ぐ場合、まずは広告から見直そう」という記事で書きましたが、なかなか新しいことっていうのは仕事として認めてもらえないんですよ。
なので、最初はなんか言われてもスルーするしかありません。
これだけだと「あいつは好き勝手なことばかりやっている」だけになるのですが、その好き勝手やった結果としてお客さんが増えたり、売上が増えたりするとだんだんと周りの評価が変わってきます。
僕の場合は「ホームページを見たのですが」という問い合わせのお電話や、実際にホームページを見て来店してくれるお客さんが増えてきて確実に変わりました。
やはりお客さんの口から言ってもらうのが一番効果的なのです。
なぜ好き勝手なことばかりやっているというふうに映るかというと、上司や同僚が自分のやっていることを本当の意味では理解していないからなのです。
もしくは、やっていることはわかるけれども優先順位の付け方が違うのです。
自分の信じることがあるならやるべきです。
結果は後からついてきます。
もし思うような結果が得られなかったらその時に十分に分析し、また次に好き勝手なことをし始めるのです。
ただ、自分の稼働だけならまだいいですが、自分の勝手な判断に会社やお店に多大なコストをかけてはいけないです。
僕の場合も基本的になるべくお金は使わないことから始めました。
それで成功を積み上げて周りの信頼を得る中でだんだんと予算も使えるようになるし、より大きなことをやれるようになるのだと思います。
まだまだこれからですが。
次〜
---
単なるテクノロジーだけでは人々のライフスタイルを変えることは 出来ないし、大きなビジネスを作ることはできません。 テクノロジーを利用した、 人々の役に立つサービスを作ることが必要とされている時代なのだ と思います。
---
これも同感。
テクノロジーを職人技術に置き換えると、もろにきもの業界にも言える言葉です。
僕らの父親くらいの世代の人はよく、「良い仕事をしていればいい」と言ったり、「汗水たらして働く」のが美徳だと思っていたりします。
これはもちろんそうだと思うのですが、今の時代それだけでは十分ではないと思います。
だって、とても良い腕をしていた職人が廃業していくケースをたくさん見てきましたから。
今の時代は自分の仕事の良さを消費者に伝える努力が必要です。
自分がいかに丁寧な仕事をしていたとしても、それがお客さんに伝わらなければ意味がないのです。
そして職人技術は全てお客さんの幸せや満足に繋がっていなければ意味がないのです。
一番必要なのは後継ぎだと思うんですよねぇ。
親父の世代でこういうことに意識が行って、自分から動ける人ってほとんどいないと思うのです。
後継ぎがいれば今の技術を駆使して自分のお店の良さをアピールできるし、もし良さが十分でないと思えば、お客さんに喜んでもらえるサービスを必死で考えると思うのです。
商売をやっていくのはなかなか厳しいことですが、これからの時代大企業だって厳しいのです。
僕が就活時にソニーに内定もらった同期を「すげー」と思って見ていましたし、東京電力に入れば安泰だと思っていたのです。
それがどちらの会社も苦境に立たされています。
#もちろん入社した同期たちは頑張っているでしょうし、もし転職してもやっていける人たちですが。
あれ、話がそれてるな。
えーっと、ほかより秀でた職人技術を磨くこと、そしてそれをお客さんの満足につなげることが今後より大事になっていくだろうなと。
昔で言えばそれが悉皆なんですが、腕の良い職人の技を使って、お客さんに満足してもらう、職人とお客さんのつなぎ役には今後も価値があると思っていますし、今後もそれをやっていきたいなぁと思っています。
今取り組んでいるホームページリニューアルでそれを表現していくつもりです。
職人の技はすべてお客様の満足のためにあるのです。
もちろん、僕は洗い張りという分野の一職人として、仕事にプライドを持っていますし、先代に恥じない仕事をしていくというのは大前提としてあります。
よし、いいこと書いたぞ!笑
0 件のコメント:
コメントを投稿